五島美術館

東京都世田谷区上野毛にある公益財団法人五島美術館に行ってまいりました。上野毛駅から歩き始めて直ぐに方向音痴になり、歩いてこられたご婦人に道をお聞きすると親切に教えてくださいました。数分歩いて道を右折すると閑静な住宅街に入り、間もなく正門が見つかりました(写真左)。

 

ホームページによりますと、五島美術館は五島慶太(1882~1959)が蒐集した日本と東洋の古美術品をもとに構成され、「源氏物語絵巻」など国宝5件、重要文化財50件を含む約5000件が収蔵されています。また大東急記念文庫には国宝3件、重要文化財33件を含む2万5千冊が収められているようです。

 

五島慶太は東急電鉄の創始者で、「古経楼」の雅号を持つ茶人でもあります。ウィキペディアには戦国武将の国盗りを思わす事業展開が詳述されております。五島美術館の庭園には「富士見亭」と自身の雅号と同じ名前の「古経楼」という茶室がありますし、五島邸には他に「松寿庵」という茶室もあるようです。

 

 五島美術館は平屋建てなのですね。今回の展示は「古鏡展 めでたい鏡の世界」「書き入れ本と自筆資料」で、今まで全く勉強したことのないものでした。鏡は、重要文化財・重要美術品を多数含む展示物を眺めておりますと、中国の前漢や唐の時代の鏡は「鏡背面」の模様がとても細かくて綺麗で惹きつけられます。倭鏡は中国製に比べて模様が簡略で、大陸との技術の差は歴然としているように思われました。

 

ロビーの椅子に座って休んでいると、美術館職員の方からお庭の散歩を勧められました。庭園に出てみますと、雲一つない空の青さが目に沁みます(写真中)。酷暑ですから近くだけ歩いてみましたが、木陰が多くて助かりました。前述のように茶室が二棟あります(写真右)。ここでも茶会が開かれたのでしょうね...。

 

最寄り駅から近いですし、館内も綺麗ですから、展示の内容をチェックしてまた訪問してみましょう。喫茶室はありません。残念ですがカメラはNoでした。

 

https://www.gotoh-museum.or.jp