野村美術館

野村美術館は京都の南禅寺に隣接しております。これまで南禅寺は何度も訪れたことがありましたが、野村美術館は今回初めての訪問でした(写真)。あいにくの小雨模様で、ホテルからの移動はタクシーに致しました。南禅寺には多数の観光客が詰めかけており、天候は関係ないようですね。

 

野村美術館は野村證券・旧大和銀行(現在の「りそな銀行」)などの創業者で一大金融グループ野村財閥を築いた野村徳七(1878~1945)、号「得庵」、のコレクションをもとに1984年に開館しました。茶道具・能面・能装束など重要文化財7件を含む凡そ1900点を所蔵するとホームページにあります。得庵は茶道・能をたしなみ、美術館のお隣の日本庭園内には数多くの茶会が催された碧雲荘と能舞台があるのですね。

 

美術館は1階と地階に展示室があります。平日で雨模様のためでしょうか、訪問客は少数で、ゆっくりと見学ができました。photo禁でガラスケース越しのため、多数の展示を見たのですが多くは記憶に残らないのが残念です。少数ですが以前から知識として知っていた展示品は覚えているものですね(写真)。

 

 折角ですから売店で図録を購入致しました。鮮明な印刷の立派な図録で、お茶碗を眺めてみますと、珠光青磁茶碗、安南茶碗、大井戸・青井戸をはじめとする各種高麗茶碗、桃山美濃茶碗、長次郎・道入の楽茶碗、と名品ぞろいで圧倒されます。今後行くときには図録で十分予習してからまいりましょう。

 

見学が済んだ後、立礼でお抹茶を頂戴いたしました(写真)。さすが京都ですね、お抹茶と一緒に上品な生菓子が添っており、美味しく頂きました。かえって立礼茶席の方が記憶に残るかもしれません。

 

野村美術館 学芸部 編集:野村美術館名品図録(新版) 財団法人 野村文華財団 発行

                                                                           2008年4月1日発行

https://nomura-museum.or.jp